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見積もりの見方
1.受け取るべき書類
見積書をもらうときは、次のものをもらいます。
 ・主な科目を1ページ程度にまとめた総括表
 ・科目ごとの詳細を記載した明細書
 ・設計図(先方に設計してもらう場合)

2.見積書の見方
(注文住宅)
◆見積書には決まった方式がなく、工務店や設計事務所に頼んで建てる注文住宅とハウスメーカーの
 規格型住宅の場合とでは、見積の意味も異なります。
◆見積書を見るとき、総額だけで安いとか高いとか判断したり、逆にいきなり細かい部材の数や単価
 に目をむけないようにしましょう。
 ・面積や工期等の基本的な要件が希望どおりになっているか
 ・見積に関連工事や住宅設備・機器がどこまで含まれているか
◆総額があなたの考えていた金額と大きく違っている場合は、次のような問題が考えられますから、
 再度、工務店等と話し合いましょう。
 ・あなたの計画が業界の実態に合っていないので、グレード等を見直す
 ・あなたの意向が十分相手に伝わっていない
 ・依頼先が得意とする家のグレードがあなたの希望と合っていない
◆前項の最後の点は、住宅の見積を考える上で重要な要素です。
 ・自動車等と同様に、住宅にもグレードがあり、立てる側にも高級志向、実用志向等の相違があり
  ます。見積もりを依頼する際にあなたの意思を相手に正確に伝達すること、そして、自分の財布
  と良く相談することが、意味ある見積もりを手に入れる前提となります。
◆見積には必要な工事費が必ずしも全て含まれているわけではありませ、門や塀などの外構工事は
 一般的に別扱いになっていることが多く、また、給排水工事などは含まれなかったり、一部しか
 含まれなかったりしますので、十分確認して下さい。


(ハウスメーカー等の規格住宅)
◆規格住宅の場合は、基本的に標準的な設計や資材・機器が設定されている「住宅」という
 製品であり、価格も決まっています。したがって、見積も、標準価格からオプションによる増減
 を加除して作られるのが一般的です。
 ・ハウスメーカーは、標準化によってリーズナブルな価格の住まいを提供しようとしています。
  標準仕様以外を希望すると、予想以上に価格が上がることがありますので、メーカー側とよく
  相談して下さい。独自の計画があり、それが規格とそぐわない場合は、ハウスメーカー向きでは
  ないとも考えられます。
 ・本体価格については、提示された仕様と、モデルハウス等の現物に照らし合わせて、総額として
  妥当かどうかを判断します。
 ・モデルハウスは標準よりグレードが高い仕様になっている場合が多いため、標準との違いを調
  べ、できれば、実際の施工例を見せてもらうのが良いでしょう。



[別途工事等]
見積もり本体に含まれない工事を「別途工事」といい、主に次のようなものがあります。
  ・外構・造園工事(門、塀、植木等)
  ・屋外給排水工事(屋内配管や水栓は本体工事に含むのが普通です)
  ・ガス工事
  ・照明器具(天井直付けの蛍光灯は含むことがあります。)
  ・冷暖房工事
  ・カーテン(カーテンレールも含まれないことがあります。)
  ・その他、特殊な地盤補強工事、既存建物の撤去費も別枠です。
 別途工事の扱いは業者によって違います、見積書にどこまで含んでいるかを良く確認し、特に
相見積の場合は違いに注意して比較するようにしましょう。

3.注意点
◆専門家でない住まい手にできる見積書のチェックには限度がありますが、一世一代の大きな買物
 なのですから、できるだけ細かく目を配り、疑問点はハッキリ説明を求めることによって、一つ
 一つ解決していきましょう。
◆基本的には見積書は正しいという前提で、気になる点をただすという姿勢で臨む方が施工者側も
 誠意を持って対応してくれるでしょう。
◆万一不心得な業者がいたとしても、見積書はもっともらしく書いておき、実行段階で手抜きをする
 場合が多いでしょう。そういうことがないよう、見積もりを頼む先を決める段階から十分と検討
 することが大切です。
  
家を建てる基礎知識
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